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0113
あけおめです。



2006-01-13 (金)
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あけましておめでとうございます。・・・って遅いですかね、すんません。
日記、ちょっとご無沙汰しちゃいました。何故かここ最近ずっと慌しくて、今年もペン片手に新年を迎えてしまいました。振り返るとここ何年かずっとそんな感じ。何だかなー・・・。いや、仕事があるってのは喜ばしいことなんですけどね、そういうことではなくて単に年齢を重ねるほどに手が遅くなっているだけのような気がします。怖いよー。
今後のお仕事は詳細が決まり次第情報をUPしますので、そちらも宜しくお願いします。
そんなこんなで初詣も昨日になってやっと行って参りました。もう小正月だよ・・・。そして実は年賀状もまだ書いてないです・・・。あああ~すんませんすんません、無調法者でほんとすんません!!新年のご挨拶をくださった方々、本当にごめんなさい。今急いでお返事を書いてますので、もう少々お待ちください。本当に申し訳ありません。

さて、今更やってきたお正月休み。録画していたドラマを片っ端から見てます。私の中での一番は何といっても新選組続編でしょう!良かったです!一年ぶりに副長や島田にお目にかかれて嬉しかったよー。
個人的には箱館総攻撃に至るまでの攻防も描いて欲しかったけど、1時間半という短い枠では無理ですもんね。まぁ「土方歳三 最期の一日」なんだし、これで満足しときます。
斎藤一ファンとしては彼が会津に残った経緯にちゃんと触れてくれたことも嬉しかった!あの会津の近藤のお墓は副長と斎藤が作ったのね~(妄想)。久々に聞いた斎藤の「承知。」も感動的でした。感動ついでに近藤のお墓と土方の慰霊碑をもう一回載せちゃおっと。

050530_02_b.jpg
(昨年5/30付け日記「祝 ☆ 新撰組続編決定!」より)

そういえば斎藤役のオダギリジョーは「オーラの泉」で「サムライになりたいんです」的な発言をなさってましたね。オダギリ斎藤のファンとしては妙に嬉しかったです(笑)。オダギリさんと云えば今夜から連ドラ「時効警察」も始まりますね。これも楽しみです♪

新年を迎えても相変わらずな私ですが、今年こそ進化できるよう頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

          
0728
飽きたり飽きなかったり。



2006-07-28 (金)
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7月も終わるってのに今日も雨です。
暑いの苦手だけど、雨とか曇りとかはもう飽きちゃいましたね。
早く梅雨明けしてよぉー。
そして飽きちゃったといえばこのサイト。リニューアルしたいと思いつつ何だかんだとすっかり放置しちゃってるだらしない私です。
まぁでも近頃は日記と仕事ページをときどき更新するぐらいなので、ブログに変えちゃったほうが見やすくていいかもね。検討してみます。

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0830
金土日のこと。



2006-08-30 (水)
[ お気に入り ] , [ 日記 ]

気がつけばもう8月も終わりですね。
自分の日記を改めて振り返ってみて更新がほぼ月イチペースになってることに今更気づきました。日記と銘打っときながらスミマセン。

先週末ひさびさに前の職場の友人たちと飲みました。1年ぶりくらいに会ったので、すげー楽しかったです。いつ会っても変わらない友人ていいもんですね。みんなありがとう!またそのうち飲みましょう!
しかし最近あまりお酒を飲んでなかったので、なんかすごい酔っ払っちゃってビックリ。飲んでないと弱くなるって本当なんですね。

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0904
昭和初期モノ描いてます。



2006-09-04 (月)
[ お仕事 ] , [ お気に入り ] , [ ミステリーボニータ ]

NHK朝の連ドラ「純情きらり」見てますか?
私は毎日見てます。朝ドラを欠かさず見るのは久々です。
物語のスタートが昭和初期ということもあって始まる前から楽しみにしていたのですが、いざ見始めると宮﨑あおいちゃんの初々しい少女らしさに魅了され、周囲の俳優さんたちの渋い演技に涙させられ、加えて岡崎弁で繰り広げられるセリフの可愛らしさもあって、一気に大好きなドラマになっちゃいました。
ここ最近は物語の舞台が戦時中で辛いことも多かったですが、終戦を迎える今週以降の展開にワクワクしてます。何が楽しみって戦死したはずの達彦坊ちゃまの帰還です!!やっぱり生きてたんですね。よかった~!!キャラ的には飄々とした杉冬吾が好きなんだけど、桜ちゃんにはやっぱり達彦さんが一番だと思います。桜ちゃんには不倫なんて似合わない。
西島秀俊さん演じるこの杉冬吾という人物は本当に魅力的で大好きです。どこにいても誰と話すときも津軽弁、ゆったりと大らかでとにかく器が大きい。それでいて女にモテるなんて最高です。
杉冬吾のモデルは原作者の父親である太宰治だという説がありますが、なるほど~って感じですね。

さて、私の次のお仕事はというと、こちらも昭和初期の物語です。なんと華族のお屋敷を舞台にした探偵モノ!!こういった濃い設定は好きなんですけど、今まではなかなか描く機会がなかったので、今回の機会を頂戴したボニータ編集部の担当者様には本当に感謝しています。有難うございました。
それにしても“昭和初期” “華族” “探偵”というキーワードを並べると何やら重厚な物語のかほりがして参りますが、実はそうでもないです。更に、堂々と時代物と呼べるシロモノになっているかと問われれば、それもちょっと・・・って感じです。スミマセン。
シロウトが雰囲気とノリだけで描いたミーハーな時代物“風”とでも思っていただければ有難いかなーなんて思う次第であります。今後精進して参りますのでどうかご勘弁ください。
作者本人が今から弱気じゃどうしようもないので、最後に景気付けに自信を持って云っときます。
「すっごく面白いんで楽しみにしててくださいねっ!!!」

締切まであと少し。ラストスパート頑張ります!

          
1016
ミスボニ発売中です!



2006-10-16 (月)
[ お仕事 ] , [ お気に入り ] , [ ミステリーボニータ ]

発売中のミステリーボニータ(秋田書店)11月号に『月光猫睛探偵(げっこうねこめたんてい)』という読切を描いています。ぜひぜひ読んでみてください!

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1226
今年も一年有難うございました。



2006-12-26 (火)
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長らく放置してすみません。
あんなことやこんなこと、語りたいことが沢山あったのに、ぼやぼやしてる間にこんな時期になってしまいました。
現在は必死でお仕事中です。イベントの多いこの時期には正直ちょっとツライものがありますが、そんなことは言ってられませんね。今回も例年通り、机で原稿描きながら新年を迎えそうです・・・。
ここ最近のお仕事のお供はというと、10月に出た吉井和哉氏のアルバム「39108」がメインになってます。やっぱりこの人の作る曲は好きだーーー!!
どれも好きだけど、自分的には「Believe」が最高です。世界観といいメロディといい、胸に来るものがありました。吉井さんの独特のセンスにハマってもう10年・・・(すいません、イエモンファンだったもので)そりゃ自分も老ける訳だ。

今年もいろいろありましたけど、自分としてはそれなりに充実した年だったと思います。でもまだまだ満足してませんよ。来年はもっともっと充実してやります。
新しい漫画を描くごとに、過去最高の出来だと自信を持てるような、そんな風に成長しながらお仕事ができたらいいなと思います。これは来年に限らずこの先ずっとですけどね。
応援してくださっている皆様、今年も一年本当にありがとうございました。まだまだ未熟な私ではありますが、これからも日々精進して参りますので、どうぞ温かく見守ってくださいませ。
来年も宜しくお願い致します。

またお会いしましょう。

          
0424
お帰りなさーい!!



2007-04-24 (火)
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赤西くんが帰ってきました!
またテレビでその姿が見れるんですね!?歌が聴けるんですね!?
すっごい嬉しい!!メンバーと関係者のみなさんに感謝です。
これからは以前に増して厳しい目で見られる場面も増えるでしょうし、いろいろと大変なことも多いと思いますが、ひとつずつ乗り越えて、信頼を積み重ねていって欲しいです。
頑張って!

ところで。
こちらのサイトは4月末にリニューアルとサーバー移転をする予定です。
その作業によって、4月末から数日の間は一時ページが表示されなくなったり、メールが宛先不明で戻ってしまう可能性がありますので、ご了承ください。
URL等は変わりませんので、今後も引き続きよろしくお願いします。

          
0614
Your side



2007-06-14 (木)
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先日、KAT-TUNの新曲『喜びの歌』が発売になりましたが、実はカップリングの『Your side』という曲がめっちゃ気に入ってます。昨日の深夜のKAT-TUNの番組でこの曲を披露してたんですが、やっぱりすごくいいと思いました。切なげな声と表情で歌う赤西君は最高です。いつものアホカワ笑顔とのギャップが最高です(笑)。

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0930
ひさびさの吉井さん。



2007-09-30 (日)
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昨日、吉井和哉のツアー初日行って参りました。
生の吉井さんは結構ひさびさだったので、どんな感じかな?とドキドキしてたんだけど・・・、いやぁーなんつうか、全然変わってなかったな(笑)。

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1017
有閑倶楽部



2007-10-17 (水)
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昨日から日テレ火曜10時枠で『有閑倶楽部』が始まりました。
そうです、一条ゆかり先生のあの傑作漫画のドラマ化です!そして主演が赤西仁くんなのです!!
りぼん派だった私は、何を隠そう『有閑倶楽部』の大ファンでした。大人になった今でもコミックス全巻持ってます。それが年月を経て、赤西くん主演でドラマ化されるとは・・・ちょっと感慨深いものがあります。

『有閑倶楽部』は、超セレブ高校生6人組が金と暇にものを言わせて痛快に事件を解決するお話なのですが、それぞれのキャラがすごく立ってるんですよね。みんな大人びていて生意気だったりするけど、弱点があったり、すぐ誘惑に負けたり、妙に人間味があって大好きです。

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1230
今年もありがとうございました。



2007-12-30 (日)
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しばらく放置してる間に、今年もあと僅かで終わりになってしまいました。早えぇー。
今年もおかげさまで無事にお仕事を続けることができました。読者の方々、各社担当編集さん、そして友人と家族、陰日向に私を支えてくださった皆様に心から感謝です。ありがとうございます。

お仕事面はすっごく充実していたのですが、その反面、忙しい毎日に流されてまったりする時間がなかなか取れなかったのが、ちょっと心残りではあります。このブログもほとんど放置しちゃったし・・・。こないだ発売したKAT-TUNのDVDも、まだ一回しか見れてないし・・・。
あでも、有閑倶楽部は最終回までしっかり欠かさず見ましたよ!
赤西くんの魅録はカッコ可愛いくて大好きです。3ヶ月間、本当にお疲れ様でした。
KAT-TUNといえば、日テレの「MUSIC LOVERS」でのライブがすごくよかったです。みんなカッコイイですね!歌ってる姿がやっぱり一番好きです。『NEVER AGAIN』が聴けて超嬉しかった!白スーツの衣装も最高!来年ももっともっと歌ってる姿が見られるといいな。
(相変わらずミーハーですみません・・・)

こんな私ですが、来年も自分なりに頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

皆様、よいお年を。

          
0712
映画『ごくせん』公開記念です。



2009-07-12 (日)
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腰はすっかりよくなりました。
座れない~~お仕事出来ない~~と一時期かなり慌てましたが、安静にしてゴロゴロしてたらすっかりよくなりました。
お騒がせしました。

現在、『月光猫睛探偵 8 ~青色天鵞絨の悪魔~』掲載のミステリーボニータ8月号(秋田書店)発売中です。よろしくお願いします!


ところで、今日はちょっと個人的趣味のお話。

ドラマの『ごくせん』が映画になりましたね。
ヤンクミに会えるのは今回の映画がラストだそうで、少し寂しい気がします。
でももっと寂しいのが、映画版には隼人が出てこないこと!!
なんで???
竜だけじゃなく隼人のその後も見たかったのに~~・・・。
すごく寂しいので、思わず描いてしまいました。

在りし日の竜と隼人です。(↓CLICK!)

竜と隼人


竜と隼人は(亀梨くんと赤西くんも)今まで描いたことがないのでこれが初イラストなんですが、なんか照れますなァ・・・ははは。
あまり似てないかもしれませんが、初めてということでそこはご勘弁ください・・・・。

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1126
ターキーさん逝く。



2009-11-26 (木)
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原稿が終わりました~。

現代日本の男子女子を描くのは久しぶりだったのですが、好みの服を着せたり、セリフ回しをくだけた感じにしたり、なかなか新鮮で楽しかったです。
何故か物語の舞台は仙台だったりします。
こちらは12月16日発売のプチプリンセス2月号(秋田書店刊)に掲載される予定ですので、よろしくお願いいたします。


ところで。
今回の修羅場の最中に、ターキーさんこと水の江瀧子さんがお亡くなりになったとテレビで知りました。

芸能界を引退なさってから久しいので、若い方はご存知ないかもしれませんが・・・ターキーさんは、昭和初期の松竹少女歌劇団の大スターで、男装の麗人として一斉を風靡したのち、日活の映画プロデューサーとなり、故・石原裕次郎さんを見出した方です。
以前、講談社のほうのお仕事で『桜咲く国で ~男装の麗人・水の江瀧子物語~』という作品を描いた際に、ターキーさんに監修していただきました。

群舞に混ぜてもらえなかった下積み時代、日本初の男装の麗人として一気にスターダムに上り詰める様子、華やかなスターの生活と視線恐怖症、療養を兼ねたアメリカ留学、太平洋戦争、そして映画プロデューサーへの転身、、、華麗でいて飄々とし、スターでありながら気さくで、周囲を惹きつけて止まない魅力に溢れるターキーさんを描くには、当時の私はあまりに未熟でした。
本当に申し訳なかったなぁと今でも心残りだったりします。

戦前の芸能界のお話だったので資料探しに苦労していたところ、「参考になれば」ということで、当時のお写真が多数掲載されたご本を、担当編集者を通して頂戴いたしました。記念に作られて関係者の方々に配られた貴重なご本なのに、一面識もない私に譲ってくださるなんて、と非常に感激した覚えがあります。
面倒見の良いアネゴ肌という噂通りの一面を垣間見れた気がして、今思い出しても嬉しさがこみ上げてきます。


謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


ターキーさん16才

1931年暮れ頃、16才のターキーさん
『タアキイ─水の江瀧子伝─』(中山千夏著/新潮社刊)カバーより

          
1204
祝 ☆ LANDSシングル&アルバムリリース



2009-12-04 (金)
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映画『BANDAGE』公開に先立ち、赤西仁 × 小林武史の期間限定ユニットLANDSさんの活動が忙しく、赤西くんのファンとしては嬉しい限りです。映画早く見たいよー。
そしてそして、亀梨くんのドラマ『ヤマトナデシコ七変化』も決まり、こちらも今からすっごい楽しみです!
LANDSのアルバム発売が1月13日で、亀梨くんのドラマのスタートが15日、翌日16日が映画公開、と、年明け早々忙しくなりそう↑↑↑

と、浮かれながらカレンダーを見ていたら、1月20日に“締切”の文字が。
そうでした・・・。
赤西くん亀梨くんにどっぷり浸れるのは、この締切を無事に終えてからになりそうです・・・・・。


そんなわけで、勢いにまかせて再び描いてしまいました。趣味絵第2弾です。
こちらは、KAT-TUNの去年のライヴツアー『QUEEN OF PIRATES』のときの、海賊風衣装に身を包んだ亀梨くんと赤西くんです。(↓CLICK!)

QUEEN OF PIRATES

第1弾「ごくせん竜と隼人」がすごく楽しかったので、彼らを描くのがクセになっちゃったみたいです。似てなくてもいいんです、楽しいから!

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1217
KAT-TUN LIVE DVD !!!



2009-12-17 (木)
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約1年ぶりのKAT-TUNのライヴDVD 『 KAT-TUN LIVE Break the Records 』 が発売になりました!
もちろんフラゲしましたとも!!
今回は特典ディスクがついていて(初回限定盤のみ)、地方ツアーの様子やインタビューも入っていてとっても盛りだくさん。
時間がなくてまだ1回しか見れていないんですが・・・・・
いやーーーもう最高っす!!!!!
(仕事で寝てないんでちょっとテンション高いです、すんません)

オープニングの『RESCUE』からたたみ掛けるヒット曲の数々、みんなでわちゃわちゃと賑やかで微笑ましいMC、それに相反するセクシーなダンスと聴かせる歌声、充実感あふれたメンバーの笑顔、、、
見どころは本っ当に書ききれないくらい沢山あるんですが、個人的に何度でも死ぬほどリピりたいと思ったのは、亀梨くんと赤西くんのソロ!
ほんとスゴイ!
やはりツートップです。

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0202
『BANDAGE バンデイジ』



2010-02-02 (火)
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映画『BANDAGE バンデイジ』観ました。

bandage.jpg

『BANDAGE バンデイジ』は、90年代のバンドブームを舞台にした、あるバンドと女子高生の物語で、小林武史氏・岩井俊二氏の共同プロデュース、小林武史氏が初監督で岩井俊二氏が脚本、主演は赤西仁くんです。
もっと早くに観に行きたかったけど、どうしても時間がとれなくて、先日やっと行けました。

これは本当にいい映画ですね。
かつて音楽に胸を熱くしていた人たち、かつて夢をもっていた大人たち、今を謳歌する若い子たち、いろんな人に観てもらいたいと思いました。
観終わったあとのあの感情を言葉で表現しようとすると、色褪せてしまう気がするというか、映画の空気感を損なってしまうような気がして少し気が引けてしまいますが・・・とりあえず感想を語ってみようと思います。ネタバレ的な部分もあります。すみません。


LANDSのボーカルでリーダーのナツ役の赤西くんは、不思議なほど映画の世界に溶け込んでいました。
ナツは決してカッコイイ役じゃないんですよね。リーダーなのに才能ないし優柔不断で馬鹿で軽くてダサくて弱くて、っていう、結構どうしようもないヤツ。
そんなナツが、赤西くんの持つ独特の佇まいで味付けされ、コミカルで飄々としながらもどこかひたむきで、不器用で自分も周囲も傷つけながらも、それでも手探りで未来を探しているような・・・どうしようもないけれど、人間味があって愛しくなる人、そんな魅力的なキャラクターとして息づいていました。ナツのセリフの間とか、すごい好きです。

そして、小林武史監督の映像センスがものすごくいいです。
どこか岩井映画に似た空気を醸しつつも、もっとクールで。
ハンディカメラで追っているような映像と、対象物を見せるようで見せないというじらされる感じはドキュメンタリー的で、それでいて、煙を吐き出す工場や美しい夕景の映像はどこか非現実的で・・・。
寒々しい現実感と少し甘いファンタジックな部分が混在しているような不思議な感覚で、そのバランスが心地よかったです。

好きなシーンは本当にたくさんあります。
ナツとアサコ(北乃きいさん)やアサコママ(斉藤由貴さん)を交えてのコミカルな会話。おバカなナツが笑えました。
終盤、ボロボロになったナツが、アコギを弾きながら歌うシーン。歌っているのは、レコード会社の方針によってバッサリカットされてしまった大サビのフレーズ。泣いているようなかすれた声が、もうやるせなくて切なくて。長い映像の着地点の画も、物悲しくてすごくよかった。
ユキヤ(高良健吾さん)とアルミ(柴本幸さん)が練習スタジオに現れ、『二十歳の戦争』を歌うシーン。バラバラのようでも、音を奏でれば繋がってしまう絆、激しく怒っていたはずのマネージャーのユカリ(伊藤歩さん)の泣き顔が印象的です。
そして、やっぱりラスト。
数年後、レコーディングスタジオで歌うナツ。歌うことの喜びに満ち溢れているような、美しい顔で歌うナツ。無音のスローモーション。時が止まるかのように、ナツに釘付けになります。
スクリーンの中のアサコと同じで、ナツの唇の動きだけで、何の曲を歌っているかすぐにわかってしまいました。
観客である私もいつの間にかLANDSファンになっていたみたいで、ナツが今も歌い続けていてくれた、それだけで涙が溢れてしまいました。
そして、止まった時間を促すように流れ出す主題歌。間合いが絶妙で、イントロだけでもう号泣です。
───きっと何年たっても変われないものがある
という歌詞が、改めて胸に染み入りました。
音楽への愛情が溢れている映画だと、しみじみ思いました。
音楽プロデューサーである小林監督だからこそなのかもしれません。


夢を追うというのは、ときに非情で残酷なものです。
アマチュア時代は好きという気持ちだけで突き進んでいけても、プロになって商業ベースに乗せようとしたときに、好きだけでは成り立たない現実にぶち当たります。それは音楽でも映画でも小説でもマンガでも、どんなジャンルでもたぶん同じ。
売れセンを目指したときに、大切にしていた何かが失われていく感覚は、好きなことを仕事にした人ならば一度や二度必ず経験したことがあると思います。
波に上手く乗って一流になれた人も、傷ついて目標を見失ってしまった人も、皆心のどこかで、“折り合いをつけるオトナの自分”と“青臭い誇りにこだわり続ける自分”とが葛藤しているのではないでしょうか。
“好き”で始めたことだからこそ、どちらか一方だけを選ぶことは出来ないのです。

私自身も好きなことを仕事にした人間なので、本当に共感する部分が多かったです。
(といっても全然人気ないし売れてないし、業界の片隅になんとか置いてもらってるという表現が妥当なくらいなので、引き合いに出すのも申し訳ないのですが・・・)
辛いことや報われないことも多いけれど、それでも離れられずにいるのは、たぶんこの仕事が好きだからなんでしょう。


そうそう、90年代のバンドブームを知る人には懐かしいシーンもいっぱいありました。
私自身も十代の頃は色んなバンドに夢中になっていて(年がバレますが)、学校帰りにライヴとか行ってたので、あるあるネタが多くてニヤリとしてしまいました。チケットを取るときに「公衆電話が一番」というようなセリフがあるのですが、これホントに定説だったんですよね。当時自分もやってました。笑
今なら携帯が一番繋がる気がします。(※あくまでも個人的感想です)
当時の私は結構雑食でしたが、好きになるバンドで共通していたのはギターの音の色っぽさだったような気がします。一番ハマったのは THE YELLOW MONKEY で、洋楽ならNirvanaとかグランジ系、Suedeとかのブリティッシュ系も大好きでよく聞いてました。
そして今は何故かKAT-TUNというわけですが。。。

LANDSの曲では、アルバム1曲目の『オリンポス』がすごい好きです。ドアーズっぽいオルガンの音と、程よく荒削りなところがいかにもインディーズ風味でドキドキします。
このインディーズ感ある音を、小林さんはちゃんと計算して作り出せるんですもんね。本当にすごい人です。
インディーズ風味といえば、映画の冒頭でイントロだけ使われる曲もインディーズぽくて好きですね。ドラムのスネアの音で始まり、ベース、キーボード、ギター、と音が重なっていくとこがしびれます。(曲名はわかりませんが、BANDAGEの公式サイトで流れている曲です)
あと、映画の中では使用されていませんが、『鼓動』という曲も好き。ギターの音色が色っぽいです。
赤西くんは、語りかけるように歌うので、日本語の詞だとすごく胸に響きますね。
KAT-TUNでのソロ曲では英語詞が多いですが、もっと日本語詞の歌も歌ってほしいと思いました。


語りたいことがたくさんあって上手くまとめられなかったので、思いがけずとりとめもなく書いてしまいました。
私の中では映画の余韻がまだ続いていて、その後ずっとアルバムを聞いています。
近々、もう一度観に行こうと思います。

          
0407
祝 ☆ 赤西くんアメリカ進出



2010-04-07 (水)
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亀梨くんのラムダッシュCM、あれヤバイでしょ!!
シェーバーのCMなのになんであんなにエロイんですかー!?!?!?
てか、裸体が美しすぎる!!


ところで、本日はKAT-TUN結成の日だそうですね。
9周年おめでとうございます。
そしてKAT-TUNが世界進出だそうで。おめでとうございます!

まずは、赤西くん。アメリカ進出が決まりましたね♪
とりあえずLAのClub Nokiaでの3公演が決まっていて、その後全米クラブツアーも検討されているそうです。ソロとしてアメリカで公演するのはジャニーズでは初だとか。すごいですね。
2月に日生劇場で行われた赤西くんのソロ公演は私も行けたのですが、これは本当に素晴らしいライヴでした!ほとんどの楽曲を自身で作詞・作曲し、アレンジまで手掛けたものもいくつかあり、曲だけじゃなく歌・ダンスともめちゃくちゃクオリティが高くて。今までいろんな姿を見てきて、素敵なとこもちょっとダメなとこも含め彼の魅力やパフォーマーとしての実力は十分知っていたつもりでしたが、更にこんな楽曲的才能まであったんだ!と正直かなり驚かされてしまいました。ステージとしてもかなりショーアップされていて、観ている人を飽きさせないエンターテイメントに仕上がっていました。(なんか偉そうにすいません・・・)
日生劇場は初めて入ったのですが、音の良さにも感動しました。
この公演を観たあちらの関係者からのオファーが来て今回のアメリカ進出が決まったそうですが、なんかすごく納得しちゃうんですよね。

赤西くんの公式サイト『YOU&JIN U.S.A.』
http://www.jinakanishi.us/

あちらで流れているCMが見られます♪
ここを初めて見たとき、本人の名前よりデカイ“Johnny H Kitagawa”にウケました。笑
事務所の(というか社長の)力の入れっぷりがうかがえます。
厳しい挑戦になるかと思いますが、成功を祈っています。

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0528
『ゲゲゲの女房』



2010-05-28 (金)
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少々ご無沙汰してしまいました。

締め切りも無事終わり、ぼちぼち次回に向けて動き出さなきゃなんないなーと思いつつ、今日もまったり過ごしてしまってます。


最近私はNHKの朝ドラにハマってます。
『ゲゲゲの女房』すごい大好きです!

漫画家の水木しげる先生ご夫妻のお話ということもあって、特に漫画に関わることでは図々しくも共感する場面が多く、朝から笑ったり涙したりしながら毎日楽しませてもらってます。
向井理さん演じる水木先生は、どんな苦境に立たされても
「まぁ悩んでても仕方あるまい、仕事する」
とすぐに気持ちを切り替えて机に向かいます。それが掲載されるあてのない原稿であっても、作風を変えることを余儀なくされたものであっても、とにかく精一杯描きます。
その潔さがすごく心地よくて、見ていて清々しい気持ちになるんですよね。
松下奈緒さん演じる奥さまもそう。
貧しさに打ちのめされても、旦那さまを信じて
「そげですね」
と一緒に笑い、時に庇い、一生懸命旦那さまを支える。

いま出来ることを精一杯やる────
それは簡単なようで簡単ではないけれど、
サボっちゃう日もあるけれど、、、
せめてその気持ちだけは常に忘れずに、私も自分の人生に対してちゃんと誠実でいたいなーと思いました。
そんな大切なことを思い出させてくれたドラマです。

なんか真面目な話になっちゃいましたが・・・・
そういうの抜きにしても、純粋にドラマとしてもゲゲゲは面白いです。
NHKの朝ドラは何年かに一度すごく好きな作品に出会うのですが、大好きだった『あぐり』や『純情きらり』に匹敵するかも?という作品に出会えた気がして、なんかすごく嬉しいんですよね。
あと4ヶ月、この夫婦の歩んでゆく人生を一緒に楽しませてもらいます♪

          
0602
ドライフルーツ。



2010-06-02 (水)
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最近のお仕事のお供はコレです。
この『すっぱい早摘みグリーンマンゴー』が最高に気に入ってまして、思いあまって先日箱で注文してしまいました。

グリーンマンゴー

普通のドライマンゴーは甘めだけど、このグリーンマンゴーはすっぱくてさわやか、味も濃い目でめっちゃ美味!!
お仕事中でも手が汚れないし、いろいろと気に入ってます♪

つか、写真ヘタクソですね、私。
メンマっぽいっというか、あまり美味そうに見えない・・・。苦笑

          
0130
アジア杯優勝おめでとう!!



2011-01-30 (日)
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アジアチャンピオン、本当におめでとうございます!!!
そして歴代最多の優勝国なんですね!日本カッコイイ!
いやー、昨晩は興奮しました!
閉会式セレモニーまでしっかり見てしまいました!!
戦い終えた選手たちが笑顔で優勝カップを掲げるシーンは、何度見てもいいものですね。本当に胸が熱くなります。

今のサッカー日本代表チーム、なんかすごく好きなんですよねー。
好きな選手はたくさんいるんですが、個人的には長谷部選手が一番のお気に入りです。
献身的なプレーでいつもピンチを救ってくれ、不可解な判定には冷静に抗議し、コメントもとってもストイック。
優勝後のインタビューでは「アジア杯は頂点ではない」と、目標を常に上に置く意識の高さをうかがわせてくれました。
昨年のW杯のときは、応援への感謝を述べたあと「ぜひJリーグのほうも足を運んで盛り上げてほしいです」と付け加えていたのが印象的でした。本人は現在はJじゃなくドイツブンデスでプレーしているのに、日本国内サッカーのこともちゃんと思いやれるということに、非常に感動しました。こういう方が日本代表キャプテンであることが本当に嬉しかったです。

なので、今大会の個人的ベストシーンは、カタール戦3点目につながる長谷部選手の縦パスです。すごいピンポイント!録画しとけばよかった・・・。
守備だけじゃなく攻撃でも要になっているとこも好きなんですよー。

まぁ、超ドシロウトなんですけどね。
生意気に語っちゃいました。スミマセン。


それにしても閉会式がキラキラで超豪華。
さすがお金持ちのカタールですね。
2022年のW杯が楽しみになりました♪

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