ただいま月光猫睛探偵(げっこうねこめたんてい)の3作目を描かせて戴いております。
1作目の時点では先々のことはあまり考えずに思いついたまま描いてしまったので(←アホ)、今更ながら毎回自分が作った基本設定に自分自身で苦しめられております。
しかし、そんな行き当たりばったりの作品でも、3作目ともなるとじんわりと愛着が湧いているのも事実。主人公2人のキャラも自分の中でしっかりと固まったのか、ストーリーの軸さえ決まればあとはわりと勝手に動いてくれたりもするので、いい感じに描きやすくなりつつあるのが嬉しいです。
課題は世界観。物語の時代設定は、昭和初期、モボやモガが銀座を闊歩していた頃なんですが、せっかく憧れの時代で自由に妄想を繰り広げられるチャンスなのに、如何せん、拙い。
もっともっとあの時代の匂いや空気感を出せたらいいのになーと、己の未熟さに歯痒い思いをしております。
あー、もっと上手く描けるようになりたい。
そんな歯痒さ全開の3作目『月光猫睛探偵~雪花の恋~』は、近々ミステリーボニータに掲載して戴く予定です。
掲載号などはまたのちほどお知らせしますので、どうぞ宜しくお願い致します。